どもりはいづればれる

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どもりで会社辞めるまで続けるブログ

障害者手帳を求めて

どもりは障害者手帳が取得できるのではないか?

 

ふと、そう思いたってネットで調べてみると3級の手帳が取得できる可能性がある、ということが書いてあった。精神科に行っても薬づけにされるだけなので、耳鼻科に行った方がいいらしい。

 

幸運なことに自分か住んでる近くに、どもりに理解のある耳鼻科があることがわかったので、早速行ってみた。

 

一通り診察した後、なぜかレントゲンを撮られた。そして「あー、鼻の骨が曲がってますね」とか「鼻と喉の間に鼻水がたまってるの見えますか?」とか言い始めた。まるでそれがどもりを誘発しているとでも言うかのように。

 

「あの、どもりは3歳の時にはすでにでていたのですが、、、その鼻の骨が曲がってるのは先天的なものなんでしょうか?」そうではないことを知っていながら聞いてみた。

 

「いやそうではないでしょうね。成長と共にそうなっていったんだと思いますよ。」

 

(ああ、ダメだな)医者の返答を聞いてそう思った。

 

よくよく考えてみればわかることだが、耳鼻科医というのは外的要因しか診断しない。だからこの医者が悪いわけではなくて、僕が来る病院を間違えたのだ。ネットの情報を鵜呑みにするとロクなことがない。

 

最後にダメもとで「どもりは障害者手帳をとれるんでしょうか?精神的に結構きついんですよね」と言ってみたが、「いやー、そんな話は聞いたことないですね」と返答いただいた。結局、診察代だけ払って得るものはなかった。

 

 どもりが精神的な要因からくることは、自分でも十分わかっていることだった。最初から精神科に行っておけばよかったのだ。ただ、薬を出されてもそれが一時的なものにしかならないことはわかっていたので、飲まないでおこうと思っていた。

 

ということで、今度は精神科に行ってみると、自分でも驚くほどスムーズに言葉が口から出てきた。これは以前の記事にも書いたのだが、どもりは(どもりたくない)という気持ちから生まれるものだ。

 

僕は精神科で「いつも通りのどもり」を披露すればよかった。つまり「どもりたい」という気持ちでしゃべったのである。それが今度は逆にどもれなくしてしまった。

 

普段通りのどもりが再現できないことを伝えつつ、どもりが障害者手帳を取得できるのか聞いてみたら、「そんな話は聞いたことがない」ということだった。耳鼻科医と同じだった。

 

結論を書くと「どもりが障害者手帳を持つことはできない」ということだ。最初からうすうすわかってはいたが、やはり残念だ。

 

僕は障害者手帳をもらって楽がしたいと思っていたわけではない。前の記事でも書いた通り、どもりはわかってもらえない苦痛がある。どもりのつらさを証明するものが欲しかった。障害者手帳のように誰もが知っているようなやつを。

 

しかし、世の中は甘くなかったようだ。