どもりはいづればれる

どもりはいづればれる

どもりで会社辞めるまで続けるブログ

理解されない苦痛

どもりの人はどもりを隠す傾向にある。他人から変な目で見られたくないからだ。だから人と話す時はどもらないように気をつかうし、自分からどもりであることを話したりしない。

 

どもりが発生していない限り、他人からは普通の人だと思われるけど、口を開くたびに気をつかうのは疲れるし、バレてしまわないだろうか、という不安を抱え続けるのはつらい。

 

そこまでくると、むしろ普通の人だと思われることが苦痛になってくる。最初から自分が障害者だと認知されていれば、変な目で見られることはないのではないか?こんなに悩み詰めなくても良いのではないか?

 

そう考えるどもりの人が一定数いるのだろう。自分が障害者であることを周知させるカードがあるらしい。それを首にぶら下げて生活するみたいだ。

 

僕もずっとどもりを隠そうと頑張ってきたが、それがだんだんつらくなってきて、どもりであることを自分から話そうと思うようになった。当時の僕は無職で、早速ハローワークの職員に、自分がどもりで言葉が自由に出てこないことを話した。

 

しかし、職員も「それは大変ですね」と言うだけで、特に何か特別なことをしてくれるわけではない。当たり前と言えば当たり前なのだが、どもりだろうが何だろうが働くしかないのだ。

 

面接のマナーに関するセミナーを受講した時、みんなの前で面接の練習をすることになったのだけど、盛大にどもりを披露してしまった。言葉が出てきてくれなくて、必死に言葉をひねり出そうと気張ってる顔を何度も晒してしまったのだ。

 

セミナーを主催してる人も「そのどもりは普段からですか?それとも緊張してるからですか?」と聞いてきたくらいだ。僕は弱弱しく「普段からです」と答えるしかなかった。

 

主催してる人は「言葉が出てこないときは、一度深呼吸してリラックスしてください」とアドバイスしてくださったが、そんなことでどもりが良くなるはずがなかった。